2024 秋味お菓子パッケージデザイン 蜜芋シズル極まる!?

こんにちは、中の人です。
最近ちょっとはだ寒くなりまして、ようやく秋が到来したなと感じます。

2024秋味のパッケージは、カントリーマアムが目を引いた

秋味のお菓子、今年の商品はもう買われましたか?
秋の味やバターなど、こっくりした味わいの商品がたくさん出ていますよね。
特に今年はカントリーマアムの「蜜芋ブリュレ」が目を引いています。

紫と黄色のカラーリングが、素直にさつまいもを連想します。
またシズルにインパクトがありますよね。

「蜜芋」シズルがすごい!


さつまいものシズルはパッケージで美味しそうに見せるのってすごく難しいんです。
皮の状態だとゴツゴツしていて可愛げがないし、
割ってほくほく感を演出しようとしても艶っぽさがないからパサパサして見えます。
去年までは「シルクスイート」のようなしっとり、ねっとりした断面を意識したシズルが見られましたが、
しっかり「蜜」を感じさせるほどの表現はパッケージでは難しいのかなと思っていました。

カントリーマアムの「蜜芋ブリュレ」では、焦カラメルをつけてブリュレにする事で、艶っぽさを出しより「蜜」を連想させ、
焦げ目が格段に美味しさを引き上げています。

アイコンデザインにも注目!

シズルだけだとやや大味で、繊細さを感じられないのですが、
「蜜芋ブリュレ」のアイコンにも存在感があるのでシズルに目が行きすぎないようにしています。
ぷっくりと溜まったカラメルで今にもタレそうなフォルムとか、溶け出しそうな書体とか、、
ついつい目がいってしまいませんか?

弊社だと、アイコンはテクスチャやシャドーを入れすぎないようにして、
文字の可読性や印刷のしやすさを優先することが多いですが、
デザインに合わせて存在感のあるアイコンにも挑戦していきたいなと思いました。

さいごに

2003年から始まったさつまいもブーム。
来年もブームは続いていくのか、またパッケージにもどう影響するのか楽しみです。