韓国お土産 それ、どうして購入したの??

こんにちは、中の人です。
円安も落ち着いてきて海外旅行を計画中の方も多いのではないでしょうか。

文化圏が近しい国のお土産について

旅行といえば「お土産」選びも醍醐味の一つですよね。
先日韓国に行った際も、現地で人気のオリーブヤングというドラッグストアでお土産を購入しました。
一番お土産にちょうど良いと感じたのは、可愛いイラストが描かれた顔マスク。

韓国らしい美容の商品で、コスメの商品には珍しく商品名がハングルだったのが点が高いです。松の木にかけたハンモックで揺れているイラストは、万人受けしそうなゆるくて温かみのあるタッチ。一枚入りだから安く、薄いので嵩張らないのも良いです。グラフィックと手頃なサイズでこれだ!と衝動買いしてしまったので、後からネットで検索すると、まだ日本には入ってきておらずそんなに知られていなかったので、なおさら購入してよかったと思いました。

最近の案件で、空港限定のお土産パッケージを開発しています。
日本にくる観光客の7割はアジア人です。中でも多いのが、地理的にも文化的にも近しい韓国・中国・台湾です。
彼らにとってお土産に求める要素とはなんでしょうか・・・?

日本人が選ぶ韓国土産のポイント!

逆の立場で、私がオリーブヤングでの購入体験から、私が韓国のお土産に求めた理由を深掘りしてみました。
※人にあげるお土産で、消費できるものというのが前提です。
重要だったのは以下の2つのポイントでした。

・韓国でしか手に入らない希少性

オリーブヤングでは人気のお菓子も購入しましたが、帰国後に、入谷のいなげやで見つけたときはちょっとショックでした。(カルディのような輸入商品を扱うお店でもなく普通のスーパーです!)この商品を知ったキッカケは旅行系のユーチューバーやインスタです。希少性を裏付けるものとしてSNSで紹介されていたことも非常に重要ですが、情報はすぐに拡散するのでお土産が他の人と被ってしまう可能性と、ふらっと立ち寄ったお店で直感でいいなと感じて購入することもあるので、あくまで大事なのは韓国にしか売っていない事実だと思います。

・パッケージにハングル文字が入っていた

国=言語共同体だと言い換えることもできます。よく海外旅行に行くなら日本人に会いたくないという人がいます。言葉が通じないことに異文化や非日常を感じるからです。またローマ字のように多言語で使われている文字ではなく、ハングル文字は韓国でしか使わていません。今回購入したマスクの商品のメインのグラフィックが可愛かったのは購入の動機に大きく影響しましたが日本でもありそうなイラストなので、商品名が英語だったら買わなかったと思います。このロジックですと、日本なら「ひらがな」「カタカナ」が該当します。

この2つをクリアした上で、あげる人、人数、荷物に嵩張らないかなどと考えて購入しました。
韓国は近場だけに、カバンは国内旅行でも使う小さめのボストンバッグで行きました。そのため買いたかったけど買えなかったお土産もあります。南山タワーで売っていた韓国の伝統菓子「ヤックァ」です。伝統菓子なので韓国でしか手に入らないですし、パッケージにもハングルが使われていました。グラフィックもシュールな感じで日本ではあまり見かけないタッチですし、何より南山タワーや韓国の寺院が描かれているのもよかったのですが、箱という時点で諦めました。スーツケースで行っていればおそらく購入していました。

さいごに

自分のことなのに、深掘りして考えてみると思いがけない心理が垣間見えた気がします。
考えを言語化するって、難しいですけど面白いですね。皆さんも、なぜ購入したかを深掘りしてみてください。