ポテトチップス新商品!新旧パッケージを比べてみた

こんにちは、中の人です。
2025年になりましたね。
今年もお仕事頑張りましょう。

もう試してみた?ポテトチップスの新商品!

スーパーで買い物中、ふとエンドにあったカルビー ポテトチップスの商品が目にとましりました。
スタンドパウチに入った「超薄切り」と、通常の包装の「ザ厚切り」。
こんな商品あったっけ?と気になり手に取りました。超薄切りは、45gの少量です。食感とたべるシーンをリンクさせて、容量やパッケージも変えていて、より顧客の細かいニーズに合わせていますね。カルビーはポテトチップス以外にも、クリスプという商品も容量別に販売していました。

実はリブランディングされていた!
新旧パッケージについて意見交換をしてみた

調べてみると、「超薄切り」は「シンポテト」の、「ザ厚切り」は「ポテトチップス ギザギザ」のリブランディング商品でした。「シンポテト」のデザインも斬新で今っぽく好きでしたが、定番のポテトチップスのデザインの認知度には敵わなかったみたいですね。「ギザギザ」に至っては、そんな商品があったことすら覚えていませんでした。。

新パッケージになったことによるメリット・デメリットはなんでしょうか?
社員3人で新旧パッケージについて語り合ってみました。


てら「新商品の存在は知ってました?」

ます「あんまり食べないから、知らなかったです。」

たて「同じく。」

てら「超薄切りは、もともとシンポテトだったみたいですよ。」

ます「そうなんですね~。シンポテトは、デザインが今っぽくてピンタレストにもよく上がっていたから、よく制作の参考にしてました」

たて「発売当時の新登場感はあったよね」

ます「でもリニューアル後の方が、食感の違いが分かりやすいですね。シンポテトって何が「“新”なのか分かりませんし。薄いってことも書いてない。。それにデザインが全然違うとポテトチップスとは別ものの商品として見ちゃうから、比べる意識が低いのかも。」

たて「ギザギザってネーミングも、味に直結してないから伝わりにくかったのかもしれないね。」

てら「確かに。厚切りの方が口に入れた瞬間を想像しやすいし、その方が食べたくなります。パッケージも薄いブルーのストライプで可愛いデザインでしたけど、厚切りってもっと骨太なデザインのイメージです。」

たて「デザインのカラーやフォーマットを大きく変えなっかのも良いと思う。定番のポテトチップスの安心感があるし、わかりやすい3兄弟になったよね。」

てら「だからこそ食感の違いがより際立って目に入ってきてます。」

ます「デザインも微妙に変えて、それぞれの個性が出てていいですね。超薄切りはシズルが舞ってて軽そうだし、ザ厚切りはロゴが太くて、デザイン全体も大味な感じ。」

てら「味名も微妙に変えてますね。超薄切りの味は“こだわりしお味”、ザ厚切りは“のためのうすしお味”」

ます「どちらもこだわっている点は変わらないけど、あえて言葉を変えて個性にしてるのかもしれませんね。」

てら「確かに~。あと容量も微妙に変えてるんですよね。超薄切りは45g。定番は60g。ザ厚切りは55g。超薄切りはスタンドパウチで自立しますし。」

たて「ターゲットに合わせてるんだよ。定番は30,40代女性で、薄切りは20,30代女性で、デスク横に置いて食べる人が多いみたいだね。ポッキーの極細なんかも同じように、より細かい食シーンやニーズに沿って誕生してるよね。」

てら「仕事の最中にポテチを食べるイメージはあんまりなかったですけど、そうゆうニーズもあるんですね。」

たて「そういえば、デラックスって終売になったよね。」

ます「ありましたね!めちゃめちゃ厚切りのやつ。」

てら「少量で食べたくなるのは、薄切りみたいに軽い方が好まれるんでしょうか?」

たて「内容量が少ない割に値段が高かったのと、原材料の高騰が理由らしいよ」

てら「へぇ~。でも消費者の求めてる超厚切りポテチのニーズとはちょっと違った、というのはあるかもしれないですね。」


まとめ

旧デザインの方が、新登場と今っぽさがあった。(シンポテト)

新デザインは定番ブランドのデザインで揃えたことで食感の違いが際立って、親しみやすさのあるわかりやすい3兄弟になった。

新商品を開発するとなると、新ブランドや新しいデザインで挑戦したくなりますが、商品の本質や、それを伝達するデザイン・手段をシンプルに考えることも必要だなと考えさせられました。