
こんにちは、中の人です。
Journalの更新がだいぶ期間が空いてしまいました、、、お久しぶりです!
話題の大阪万博に行ってきた!
今話題の大阪万博に行ってきました。それも開幕初日に!皆さんもニュースを見てすでにご存知だと思いますが、パビリオンの予約がほとんど取れないほどたくさんの来場者がいらっしゃいました。入場するのに1時間以上並ぶほどです。あいにくの天気でびしょ濡れになり強い海風にさらされ、途中まで「なんで休める場所がないんだ」「早く帰りたい!」と文句たらたらでしたが、夕方には雨も弱まり万博を散策することができました。運よく一つのパビリオンを予約でき、その展示がとてもおもしろかったのでご紹介したいと思います。

シグネチャーパビリオン「Earth mart」
こちらのパビリオンではニュー・シンクの仕事にも密接に関わる「食」についての展示でした。普段何気なく食べている食材ひとつひとつに目をむけると、実は奥深いストーリーがあることに気づきます。
たまごの巨大シャンデリア
中に入ると一際目立っていたのがこの巨大なたまごでできたシャンデリア。なんと日本人が一生で食べるたまごの数で作られています。こんなに食べるの!?と驚くと同時に、鶏に感謝の気持ちが芽生えます。

いのちのカート
お次は大きな買い物用のカートが出現。真っ白で洗練された印象なので気づきにくいですが、実はねぶたで作られています。さりげなく日本の伝統工芸を取り入れてるんですね!なぜこんなに大きかというと、10年分の食べ物の堆積を表現しているんだとか。国別に計算しており一番多い国は中国で、日本人の倍の量を消費していました。確かに中国の方の方が背が高い印象ですが、食べている量が違うんですね・・・納得です。

未来食!?凍結粉砕パウダー
凍結粉砕して食材をパウダー化して長期保存するというもの。食べるときは3Dプリンターで再現します。災害時や気候変動などで食料問題が起きた時に役立ちそう。「サラダ味のお米」や、ラーメンの具材を全て麺に練り込んだ「オールイン麺」など、複数の食材をブレンドして新しい食べ物を作り出すことができます。凍結粉砕パウダーを使った仮想の冷凍食品をパッケージまで作り込んで展示してあり「この仕事やりたかった・・・」とちょっと悔しくもありました。


未来のパッケージ
日本の優れた伝統食材を紹介するブースでは、ユニークなパッケージが展示されていました。お気に入りはシックスパックのあんこのパッケージです。プロテインが入ってそうな見た目で中身はあんこ。ギャップがあるように思いますが、豆類はタンパク質をたくさん摂取できるということを伝えているのかも。一口サイズに分かれているので機能面でも優秀です!

まとめ
食材に感謝が生まれるとともに、食文化の進化に驚いたパビリオンでした。
25年漬ける梅干しをもらえる券を配っていたり、未来の自分にメッセージを残したり、来場者も参加できるイベントもありました。他にも面白い展示がたくさんありますので、皆さんもぜひEarth martに行ってみてください。
人が多くあいにくの天気でほんの少ししか万博を味わえませんでしたが、他のパビリオンにも俄然興味が湧いてきました。実はニュー・シンクではスイス館で販売されているとあるお菓子のパッケージをデザインしています。この日はプライベートだったこともあり見に行けなかったので、今度は会社のみんなで見に行きたいなと思います。