
こんにちは、中の人です。
ハロウィンが近づくとスーパーやコンビニのお菓子売り場も、紫やオレンジで一気ににぎやかになりますよね。季節イベントの中でも、ハロウィンは年々存在感が増している印象があります。特にパッケージデザインは、その年ごとの空気感やターゲットの変化が顕著に表れるので、店頭を見るのが毎年の楽しみです。今回は、2025年のハロウィン限定パッケージを店頭で見て感じたことを、デザイン目線でまとめてみました。
ハロウィンデザインにも“定番”がある
春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪。季節もののデザインには、どうしても外せない定番モチーフがあります。
ハロウィンも例外ではなく、かぼちゃ、おばけ、黒猫、魔女など、おなじみのモチーフが毎年並びます。広告やパッケージを見て「ハロウィンだな」と瞬時に伝わるのは、こうした共通言語があるからこそ。一方で定番に頼りすぎると、どれも同じに見えてしまいますね。毎年商品数も増えている分、「どこで差をつけるか」は、年々難しくなっていると感じます。
「かわいい・にぎやか」が主流
今年の店頭を見てまず感じたのは、「怖い」よりも「かわいい」「楽しい」が圧倒的に多いということ。
表情のあるジャック・オー・ランタンや、丸みのあるおばけ、デフォルメされた黒猫など、全体的に低年齢層やファミリーを意識したデザインが主流です。怖さやダークさはほとんど見られず、日本独自の“カワイイ文化”に寄せた表現が定着している印象でした。また、キャラクターIPや自社キャラの仮装デザインも増えており、「知っているキャラ」「安心して配れる」という要素が、購買の後押しになっていそうです。さらに目立ったのが、個包装の可視化や入り数の強調。ハロウィン=お菓子を配るイベント、という認識が完全に定着し、「配りやすさ」そのものがデザインの重要な要素になっていると感じました。
さいごに
ハロウィン商品は年々増え、正直なところ店頭は少し飽和気味。同じかぼちゃモチーフだけでは、なかなか目に留まりにくくなっています。その中で、キャラクターの使い方や、にぎやかさの演出、個包装の見せ方など、どこで独自性を出すかが今後ますます重要になりそうです。「かわいくて楽しい」という王道を押さえつつ、思わず手に取りたくなるひと工夫。来年はどんなハロウィンデザインが出てくるのか、今から少し楽しみです。